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4月2日(月)にロシア大使館にて
第1期生卒業式&第3期生の入学式が行われてから、
早くも1週間が経過。

華やかで印象深い一日だったにも関わらず、
その余韻に浸ることも出来ないまま、
娘の入園準備の大詰めに突入。

昨日(今日?)の午前4時までかかって
全グッズの名前付け終了。
そしてやっと今(午前2時)、
入園に際しての提出書類などが全て記入完了。

晴れて明日の入園式に参加できる目処がたった。
バンザーイ\^o^/

ということで、
やっと卒業式で頂いた卒業試験の時のDVDでも見ながら、
卒業式の余韻にでも浸ってみようかと。

************************

4月2日朝、目を覚ましてカーテンを開けると、
今にも雨が降り出しそうな曇り空。
毎年この学校の入学式の日は雨なのよねえ・・・^_^;。

卒業式には着物で参列予定だったので、
「降りませんように・・・」と祈りつつ、
いつものバタバタした一日が始まる。

12時半に美容院の予約。
カット&アップ&着付けで3時間かかるらしい。

この日に着る着物は、
私が成人式の時に父方の祖母から頂いた着物と
母方の祖父母から頂いた帯。
成人式の時は姉も着たお振袖だったし、
大学の卒業式の時も、その振袖に袴をはいた。

なので、約15年間袖を通されることもなく実家で眠っていた
貴重な和服。
ロシア大使館での晴れの日にふさわしいものでしょう。

着付けが終わると、
卒業式に参列予定の母に、
子供達と祖母を乗せて車で美容院まで迎えに来てもらい、
その足でロシア大使館へ。

うちの車はジープ・チェロキー。
車体の高いこの車に、着物で乗り込むのはかなり骨が折れる。
何より、和服にジープは全く似合わない。
やれやれだけど、仕方ない。

少し夕方の渋滞に巻き込まれながら、
無事ロシア大使館に到着。
果たして車を大使館の駐車場に停めさせてもらえるのか疑問だったが、
ものものしい護送車が常時停まっている大使館の門に
有無を言わせずにジープを横付けし、
守衛さんに招待状を見せて門を開けてもらった。
パーキング難民にならなくて、よかった。

かなり余裕を持って着いたはずだったのに、
子供達と洗面所にいったり、
ロビーに展示されているロシア本校の写真を見たり、
同級生と話したりしているうちに、
すぐに式典開始。

・ロシア本校・ペルミバレエ学校校長の挨拶
・駐日ロシア連邦大使の挨拶
・ロシア国際文化科学協力センター駐日代表の挨拶
・日本校理事長の挨拶

に引き続き、第1期生卒業式が執り行われた。

卒業証書の授与・・・の前に理事長が一言。

「ロシアの学校ですから、ロシアのやり方に従って、
成績トップの方に、最初に卒業証書が渡されます」と。

「ここは日本だからそんなあからさまなこと、しなくてもいいのに・・・」
などと思いつつ、名前を呼ばれるのを待つ。

「ではまず、モリイ(私の姓)☆☆☆(同級生の名)さん」

隣に立っていた☆☆☆さんと苦笑。
「二人で行こうか」などといっているうちに、
赤い顔をした理事長があわてて訂正。

「失礼しました・・・モリイサチコさん」

えええ!!!私が一番(゚o゚)???

とりあえず前に出て、本校の校長から卒業証書とディプロマを受け取る。
そして外国式のハグ。
私はこれがどうも苦手。
何度経験しても、いまいち相手の呼吸と合っていない気がするのだ・・・。

まあ、何であれ晴れの舞台で証書を頂き、
少し胸にグッと来た。
大変だった2年間。
これを手にするために頑張ってきたのだ。

別に今の日本では、こんなものがなくても、
簡単にバレエを教えることはできる。

でもこの紙が私にとって大事なのは、
これを手にするために頑張った貴重な2年間。
そしてそこで得た経験・知識。
この2年間がなかったら、
今のように確信を持って生徒の前に立つ事は
絶対に出来なかった。

その証がこの卒業証書とディプロマなのだ。

・・・そんなことを考えているうちに、
全員の卒業証書授与が終了。

そして卒業生代表として挨拶。
事前に電話で「挨拶を」と頼まれていたので、
バッチリ原稿を用意してきた。

それでもマイクの前に立つと、
広い大使館のホールにいる全員の視線が集まってきて、
足がガクガク震えてきた。

と、その瞬間、
「ママがあそここにいるよ~」
と息子の声(声デカイよ)。

黙れ・・・息子よ・・・(-_-メ)。

我に返って原稿を開き、ゆっくりと、お上品を装って(?)、
原稿を読む。

私をバレエの道へ再び導いてくれたことに対して、
この歳になって本物のバレエが勉強できたことに対して、
素晴らしいロシア人の先生方との出会いに対して、
・・・様々な感謝の気持ちをこめて。
また若い2期生や、新入生へのメッセージをこめて。

最後は「ロシア大使館でやるのだから・・・」といらぬ使命感に燃えて、
ロシア語で一言。
私のロシア語がどの程度ひどかったかは不明。
でもきっと気持ちは通じたんじゃないかと思う。
多分。

結局最後まで足がガクガク震えながらも、
大役を無事果たし、
卒業式は終了。

引き続き、第3期生の入学式。

そして立食パーティー。

食べながら、会う人会う人に
「首席、おめでとう!!」
「首席卒業なんてすごいね!!」
と言われたけど、
私が一番すごいわけじゃない事はわかってる。

同級生の実力はみんな互角。
みんなそれなりのバレエ経験を持ってるし、
それぞれの個性が光ってる。
たまたま卒業試験の審査員が私を気に入ってくれただけ。

バレエ団時代は自分の評価ばかり気にする性格だった私が、
このように思えるようになったのは、
歳取ったせいなのか・・・
人生経験で性格が丸くなったのか・・・

よくわからないが、
それだけお互いに認め合える素晴らしい仲間に恵まれた証拠だと思う
これからも、ずっと大事にしていかなきゃ・・・

そんなことを考えつつ、
大使館内にあるロシア人学校の子供達の、
かわいいパフォーマンスなどを見ているうちに、
あっという間に時間が経つ。

子供達ももう限界になってきたので、
みんなと最後の別れを惜しみながら
一足先に帰路に着く。

夜の街にそびえたつ、東京タワーを拝みつつ、
パーティーの余韻にはしゃぐ子供達の隣で、
「これからは、家族の為の存在でいなきゃな・・・」
と何となく思った。

*****************************

・・・ということで、
私の2年間の学校生活にピリオド。

1週間子供達とべったり過ごし、
「自分の時間が全然取れない!!!」と旦那に愚痴りつつ、
明日は娘の入園式。

また我が家にも、新しい風が吹いてきそうだ。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

【記録ー卒業生代表挨拶全文】

ロシア国立ペルミバレエ学校日本校教師養成学科
全日制第1期卒業生を代表しまして、
一言ご挨拶させていただきます。

2年前の4月11日、
不安と期待を胸に、このロシア大使館での入学式に参加した日のことを、
昨日のことのように思い出します。

あれから2年間。
各自が色々な状況を抱えながら、学校と自分の生活との両立の為に、
肉体的にも精神的にも大変ハードな日々を送って参りました。

私達1期生は、バレエ団などで多くの舞台を経験している者や、
既にバレエ教師として生徒を教える立場にある者が殆どでした。
しかし自分の経験だけを頼りに、
手探り状態で子供達を教えて行くことに皆不安を抱き、
ロシアの伝統的なワガノワメソッドの教授法を日本で学べるという
画期的なこの学校に期待し、第1期生として門を叩きました。

初日の授業では、バーにつかまったその瞬間に、
立つ姿勢、脚のポジションは勿論、
バーの持ち方から、腕はひじから手首、指先まで
一人一人全て直されました。
またピアノが鳴り始めると、手先から始まる腕の動き、目線、
脚の動きに伴なう首の動き、上体の動き、
そして音のとり方などにも注意が及び。
20年以上のバレエ歴を持つ私達でも、
そのあまりの細かさに驚愕の連続でした。

私達は、今までの自分の踊りやクセを忘れることからスタートし、
ワガノワメソッドの動きを身体で吸収するようにしました。
先生の動きを脳裏に焼き付け、
先生のおっしゃる全てのことを書き取り、
往復の電車や布団の中では教科書やノートを読み続けました。

必死で勉強すればする程、ロシアバレエの歴史と伝統の重みを肌で感じ、
この歳になって、本物のバレエを勉強できる機会に恵まれた事に、
同級生の誰もが感謝の日々を送りました。

途中、ハードなレッスンで怪我をしたり、
色々な事があって体調を崩したり、
学校を続けられなくなってしまった仲間もいましたが、
それを乗り越え、私達第1期生7名と研究生2名が一丸となって、
昨年12月23日に、
無事卒業試験を終えられたことを、今はとても誇りに思います。

改めまして、私達をここまで導いてくださいました
クラシックのウラーノワ先生、ビストリツカヤ先生、ビソーチナ先生、
キャラクターのカメンスカヤ先生に、感謝の気持ちで一杯です。
またピアニストのリダ、そしてターニャさん、
素晴らしいピアノ伴奏をありがとうございました。

これからは、私達が日本でバレエを学ぶ子供達に、
先生方からの教えを受け継ぎ、
伝えていけるよう精進して参りたいと思います。

Уважаемые                  
Мы очены благодарны перед Вами, и счастливее.
Потому, что мы получили хорошие образования в этой школе.
Еще раз выражаем Вам благодарности.
Спосибо большой.
От 祥子 森井

ロシア国立ペルミバレエ学校日本校教師養成学科
全日制第1期卒業生代表 森井祥子
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