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知人から
「ペルミバレエ学校の卒業試験のDVDを見せて」
とリクエストされ、
棚の奥からそのDVDを引っ張り出した。

出したら久しぶりのバレエ学校が懐かしくなって、
家事をする間のBGMにと流していたのだが…。

…半年前の私は細かった…(-_-)。

そりゃ学校に通っていた時とは運動量が雲泥の差だから、
太るはずだよな…。

それにしても、せっかく10年間のブランクを
2年間で筋力も体力も感覚もほぼ元通りに戻したのに、
卒業して早3ヶ月にして、もう踊れない身体に戻りつつある…。

マズイ…マズイ…マズイ…

なんて考えているうちに、
久しぶりに本物のロシアのバレエが観たくなって、
バレエ学校の同級生に借りたまま眠っていた、
『ロパートキナの全て』
というDVDを観る事にした。

マリンスキー劇場の2階の客席で
インタビューアーとロパートキナが語っている間に
色々な映像が挟まれているという構成。

映像が途切れ途切れで、
「もっと観たいのに~(:_;)」
という消化不良感を否めないが、
ロパートキナの人となりはよくわかるように語られているので、
ファンにはたまらないDVDなのだろう。

話しによるとお母様がマリンスキー劇場のバレリーナだったらしい。
なので本人の意志は全く関係なく、
ワガノワバレエ学校に連れていかれて、
気がついたら寮に入ってはや10数年…と。

本人の意志でもないのに、
厳しいバレエ学校生活を何の疑問も持たずに送り、
プリマバレリーナに…。

才能のある人はやはりすごいな…。
親御さんにしてみれば、こんな幸せな事はないだろうな…
と娘を持つ母としては、つい羨ましく思ってしまう。

一方で、バレエ学校でお世話になった先生の事を、
ふと思い出した。

ペルミバレエ団で10年程前まで
ソリスト&プリマで踊っていたその先生には、
二人のお嬢様がいる。

長女はバレエではないダンスを趣味でやっている、と。
次女はペルミバレエ学校の現在4年生。

やはり気になって不躾を承知で聞いてみた。

私「何で上のお嬢様はバレエをやらなかったのですか?」

先生「バレエ学校の入学試験に落ちたのよ(笑)」

私「………。」

今でこそ笑って答えて下さったが、
その当時はどんなにショックだった事か…。
それでも妹をバレエ学校を受験させた時の気持ちって…?
合格した時の気持ちは…?
一方で上のお嬢様の気持ちは…?

どんな人の人生も、波瀾万丈だなぁ…と思う。

その時その時で色々な浮き沈みがあっても、
ちゃんと努力を続けていれば、
結果的にその家族が一番幸せな状態に、
神様が導いて下るのかなぁ…と思う。

(クリスチャンではもないのに
エラソーな事を言ってすみません…f^_^;)


このDVDの最後の映像は、
バランシン振付の『水晶宮』。

へぇ~。マリンスキーのレパートリーにもあったんだぁ!
と驚きつつ、
涙が出るほど懐かしい作品(┬┬_┬┬)。

たまたま私がバレエ団にいた時に、
水晶宮の衣装をコールドからソリストまで全て新調し、
そのせいか東京では勿論
ヨーロッパ公演でも国内の地方公演でも、一体何回踊ったか。

当時は「もう目をつぶってても踊れるわ」位の勢いで、
バランシンの代表作を踊るという緊張感はまるで無し。
(ごめんなさい(+_+))。

ペルミバレエ学校の授業でバレエ評論家の先生から

「『水晶宮』は第1楽章から第4楽章まで観ると、
全幕物の舞台を四つ観たような幸せな気分になれるのよね」

という賞賛の言葉を聞いて
初めてこの作品の有り難みを実感した。

やはり私の現役時代は、未熟だったなあと思う。
若さのせいだとも思うけど、
もっと真摯に謙虚にバレエに向き合うべきだった・・・
と今更ながら思う。

まあ、過去を振り返っても仕方がないのだが。

『水晶宮』の全ノーカット版の映像って、
どこかで手に入るのかな?
何だか無償に見たくなってきたぞ・・・(>_<)
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