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スタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ記念
国立モスクワ音楽劇場バレエ団来日公演。

舌を噛みそうな長い名前のバレエ団だが、
私の認識では、モスクワでボリショイに次ぐNO.2のバレエ団。

その来日公演で、全幕では大変珍しい『エスメラルダ』を上演すると知り、
観たいなぁ…という願望を秘めて、
チラシをずっと手帳の間に挟んでおいた。

でも平日しか日程がなかったので、諦めていたところで、
突然旦那が、「明日は休みだよ(^-^)v」と。

これは、神様が「観に行きなさい」と言っている違いない!と、
夕食の支度だけして、
さっさと子供達を旦那に託して、オーチャードホールへ。

感想は…


とにかく凄かった!!!


こんなドロドロしたバレエ、観たことない。
悲劇にもほどがある。

この演目を、あの演劇の教育法として有名な、
‘スタニスラフスキー’の名前を冠につけるバレエ団がやるから、
またもっと凄みが出ていたのだと思う。

モスクワ舞踊アカデミー(ボリショイバレエ学校)を卒業し、
ボリショイバレエ団に入れなかった人達の集団ね…
という見方を、ひねくれ者の私はついしてしまうけれど、

バレエはスタイルやテクニックではない!!!

表現力だ!!!

ということを見せつけられたような舞台だった。

(あっ、バレエ団の名誉のために一言…
もちろんスタイルだってテクニックだって素晴らしかったです!!)

このドロドロしたバレエが、
本当にあのロマンチックバレエとして有名な『ジゼル』や『ラ・シルフィード』と
同年代に作られたなんて、不思議。

でも、ここにもいたいた。
フィアンセがいるにも関わらず、他の女に手を出すダメ男君が。

『ジゼル』のアルブレヒトしかり、
『ラ・シルフィード』のジェームスしかり、

何でバレエの主役の男の人って、
ダメ男君キャラクターばかりなんだろう。

この際、ロマンチッくバレエの定義として
“浮気っぽい男の人が主役のバレエ”
とでもしたら判りやすいのでは?


毒舌はこの辺にしておくとして…

『エスメラルダ』と言えば、
有名なあのタンバリンのバリエーション。

または「ディアナとアクティオン」のグラン・パ・ド・ドゥ。

これらが全幕の中のどの場面で出てくるのか…と楽しみにして観ていたのだが、
残念ながら、いずれもどこにも出てきませんでした(^.^)/~~~。

でもそれはそれで良いということで。

あのドラマチックな演出中に、有名な音楽と踊りが差し込まれていたら、
それだけで、一瞬気持ちが醒めてしまうような気がするので…。


とにかく、古典作品の中でも、
あまり知られていないバレエを観るのって、結構良いものだ。
それに、私の愛するロシアのバレエを、
誰にも邪魔されずにたっぷり堪能できて、幸せなひとときだった。

また時間をやりくりして観に行きたいな(*^。^*)
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