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私が今通っているバレエ教授法の学校は、
ロシアの国立バレエ学校であるため、
『ロシア語』の授業がある。
ロシア語通訳&翻訳を本業とする担当の先生は、
次のようなことを最初におっしゃっていた。

「一口に翻訳と言っても、
その分野の専門家が、その分野の文献を
翻訳するのが筋である。
皆さんの中から、ロシアに数多く存在する
バレエの文献の翻訳をやってみたい、
という人が出てくる事を期待する。
自分はそれをこの授業でバックアップするから。」

う~ん。なるほどー!!(・_・)
と妙に納得した私は、まんまとその言葉に乗せられ、
露文和訳の練習に、
必死になって取り組んでいる今日この頃。

それにしてもすごい言葉だね。
このロシア語っていうのは。

まず第1関門は「アルファベット」

・33文字もある。
・母音が10個もある。
・文字の中には、
 刺繍の図案か?(→ЖДФЮとか)
 書き間違えか?(→ИЯとか、小文字вмнкとか)
 と突っ込みたくなるものがいっぱい。
・読み方が紛らわしい。
 英=露:B=V、N=H、R=P、S=C、H=X

まあこれには、勉強を始めて8ヶ月位でやっとなれた。

第2関門は「変化が異常にある」

大学時代の第二外国語で仏語をやったとき、
「男性名詞だ、女性名詞だって、ややこしいなあ」
なんて思っていたけど、
そんのかわいいもんだ。

例えば「本」=「book」
=「книга(クニーガと読む)」の変化形。

      単数形   複数形
主格(原型、~は)книга   книги
生格(~の)   книги    книг
与格(~に) книге    книгам
対格(~を) книгу    книги
造格(~で) книгой книгами
前置格(前置詞の後) книге    книгах

変化形が異常にある理由は、
英語の場合、5文型(SV・SVC・SVO・SVOO・SVOC)と
語の配列(語順)が決まっているのに対して、
露語は好きなところに好きなものを持ってきていいとのこと。
なので、一口に「本」と言っても
「本が」なのか「本を」なのか「本の」なのかを
区別するために、
語尾を変化させているらしい。
へええええ。

同じ理由で、代名詞の数もすごい!!
代名詞の場合、原型が全然見えないのも、関門のひとつ。

たった「私」=「I」=「Я」なのに、こんなかたち。
主格  я  
生格  меня
与格  мне
対格  меня
造格  мной(文語や詩だとмноюになる)
前置格 (обо)мне

そしてそれが所有格
「私の」=「my」=「мой」になると、
修飾する名詞の性によってこんなに変化!!

    男性   女性 中性 複数
主格  мой   моё   моя   мой
生格  моего  моего  моёй  мойх
与格  моему  моему  моёй  мойм
対格  мой   моё   мою   мой
    моег мойх
造格  мойм мойм   моёй мойми
前置格  моём моём   моёй  мойх

一体誰がこんなの覚えられるんだ???

で、第三関門は「辞書がひけない(-_-;)」

そう。文中に出てきている単語は、変化しているものだらけ。
なので、辞書を引いても載ってない!!
その単語と一番近い単語を探し、
品詞などを予想しながら、その前後を見て
「きっとこの単語だろう」と推測する。
で、やっと意味がわかるという段取り。

意味がわかっても、変化表を見ながら、
文中の単語が何格なのかを調べ、
格から主語なのか、目的語なのか、何なのかを解明して
やっと訳が出来るという始末。
変化表を見たって、
例えば男性名詞だけで、6種類、
女性名詞なんて9種類もの変化の仕方があるんだから、
さっぱりわからん。
名詞だけじゃなくて、形容詞だって、動詞だって、
勿論変化する。
動詞は当然時制も関わってくる。

あーあ、書きだすと、きりがない・・・(T_T)。
とにかくすごい言葉だ。ロシア語は。
一体、どうやって制覇していったらいいんだ?

でも文法オタクな私としては、
ちょっと知的好奇心をくすぐられる言葉でもある。
とりあえず、今の課題の和訳を
頑張るところからはじめよう(^^ゞ。
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