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久しぶりに、バレエの話題。

コメントの中で、
「なかなか曲にあわせて踊れない。踊りが他の子より
常にワンテンポ遅れてしまうのはどうしたらいいか?」
というご質問をいただいていた。

リズム感の問題・・・と言ってしまえば簡単だが、
それだけでもないかな?と思うのは私だけだろうか。

今の私の先生である、ロシア人のおばあちゃま先生は、
今まで私が出会ってきた数多くのバレエの先生の中で、
音に対して一番厳しい方のような気がする。
普段のレッスンでも、ちょっとでも音に遅れようものなら、
一瞬にしてスタジオが凍り、ものすごい雷が落ちる。

先日の試験の後のコメントでは、
「音に対して全員、甘すぎる。」と厳しいお言葉。
「どんなにテクニックが正しくできても、
音楽にあっていなければ、それはバレエではない!!」
と言い切っておられた。

そんなお叱りを受けた身として、偉そうなことはあまり言えないが、
自分の経験から“音にあわせて踊る”ということに必要なのは、

1、踊り(振付)をマスターする
2、音楽を聞いて踊る
3、音楽の呼吸に自分の踊りの呼吸をあわせる

この3点かな・・・と思う。

まず最初に、「振付をマスターする」のは、最低条件。
ステップに気を取られていたのでは、
音楽なんか意識できるわけがない。
何も考えずに、かってに手足が動く・・・というレベルにまずもって行き、
そこから「どのように音を捉えてステップを踏むのか」、
という次元に昇っていくのだと思う。

次に「音楽を聞いて踊る」だが、
音楽が流れていれば、それにあわせて踊る事は、
多少のリズム感があれば誰にでもできるはず。
でも、自分で普通に踊っているつもりでも、
どんどん早くなったり、遅くなったり、
得意なステップは早くできるけど、苦手なものは遅れてしまったり。
だからといって一定のテンポでリズムだけ正確に・・・
となるとエアロビクスやチアリーディングのようになってしまうし・・・
それがバレエの難しいところ。

そこで次の「音楽の呼吸と踊りの呼吸」ということになるのだが、
ロシア人の先生がおっしゃっていたように、
音と踊りが一身同体になるところがバレエの芸術性であって、
そこには当然リズムだけではなく、メロディーも音の強弱も、
その音楽の全てが含まれる。

体全体で流れる音楽を感じ取り、
それにストーリー性を絡ませて体全体で表現する・・・
これがバレリーナが常にしていることであり、
“ダンサー”というだけでなく
“アーティスト”と言われる所以なのではないだろうか。

話が抽象的になってしまたが、
じゃあ、「音にあわせて踊るにはどうしたらいいか?」
という事への答えだが、

「音楽を“聴く”(“聞く”ではなく)。何度も聴く。」
「何度も聴いて、何かを感じる。感じて想像する。」

ということを繰り返していったらどうだろうか。
発表会の音楽はもちろん、その他の興味のある音楽を。
“バレエ”ということが目的であるなら、
やはりクラシックがいいだろう。
ストーリー性のあるものなら、なお興味が持てるかもしれない。
CDのカバーについている解説も読み、作曲家の事にも意識が行けば、
より音楽への興味が深まると思う。

このようにして音楽が体に染み込めば、
自然に曲に踊りが合ってくるのでは?
(もちろん何度もいうように、振付のマスターが大前提で。)

余談だが、
私が子供のクラスでやっていることは、
「スキップ」の場合、

「何も考えずに楽しくスキップ」
「次は音をちゃんと聞いて、音楽に合わせてスキップ」
「更に、手の位置、足やつま先を意識してスキップ」

と段階を追うようにしている。
「ソッテ」で「花」というタイトルの曲を使う場合は、

「みんなちょうちょになってソッテしようね」

とステップにイメージを重ねて説明し、表現するようにしている。

子供クラスでは、大抵どの先生も
似たようなことをしているのかもしれないが、
こんなことの積み重ねが、自然に「音楽+踊り」ということに
結びついていくのだと私は思っている。

*****************************

こんなので、答えになっているのかどうか・・・。
とりあえず、私の所感を述べさせていたいた。
通われているお教室の先生にも、
遠慮せずに伺ってみてはどうだろうか?
きっとまた違う意見が聞けて、色々勉強になるのでは?
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